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外構で後悔しないために施工をおすすめしない工事6選

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今回は、外構工事で施工を依頼されて引き渡し後、問題が多かった工事や施工しなければ良かった工事などあまりおススメできない工事、できれば再度考え直してみた方がいいかもしれない工事をいくつかご紹介していきます。

商品自体が悪いとか、施工方法がまずい。というわけではなく施工の条件が悪いとあまりいい結果を生まないことが多いのでそのあたりを見ていただいて参考にして頂ければと思います。

目次

防犯砂利

防犯砂利は踏むと70dB以上の音を出してくれるので防犯にはとても役に立つ砂利です。70dBというと夏場のセミの鳴き声くらいはあるので相当な音になります。

しかも軽くて敷くのも楽なのでDIYでもよく利用されています。

たまに敷いてほしいと依頼されるのですが、再考をお願いしています。

ホームセンターなどでよく売られているものはリサイクルガラスを使ったガラス発泡砂利が多いのですが、軽いだけに比較的強度がありません。

良く歩くところに施工すると踏んでいるうつに擦れて段々と粉になっていきます。

防草シートの上に砂利を施工してあると砂利をよけると粉だらけになっていたりします。

また白い防犯砂利を水はけの良くない北側などの日当たりの悪い場所に敷設すると湿気でコケや埃でかなり汚くなってしまいます。

設置する場合は日当たりや風通しのいい場所・水はけが悪くない場所。そして人がそれほど歩かない場所という条件下で設置されるのが好ましいかと思います。

固まる土

DIY商品としても知名度が高いのが固まる土です。防草用としての利用が多いかもしれません。

土の風合いを残しながら固まり、防草ができる。透水性がある。(実際には水はけはそれほどよくありません。)

施工が簡単である。

一見メリットばかりに見えますが、デメリットもあります。

割れやすい。おおよそ3cm~5cmくらいの厚さにして水を撒いて固めるのですが、2~3年後に高い確率でひび割れがおきます。

コンクリートと違ってしっかりとした骨材(石など)が入っていないため強度はそれほどつよくありません。

また防犯砂利と同じく日当たりが悪い場所、湿気の多い場所などではコケが生えて汚くなってきます。

実は施工が難しい。長持ちをさせるためには固まる土の下地に砕石(クラッシャーランC40-0)などを敷いてしっかりと締め固める必要があります。

また散水についても思っている以上にしっかりと散水をしないと固化している場所、不完全な場所などばらつきが出てきます。

外構業者にこの固まる土の施工を頼むと、四国化成というメーカーの「マサドミックス」を使う業者が多いかと思います。散水タイプとローラー転圧タイプとあり、下地もしっかりと砕石転圧で作る指示なっています。

散水タイプで材料のm2の定価で7,800円(税別)で砕石下地や施工まで含めると1m2あたり10,000円を超えてきてしまいます。

強度はかなり高いのですが、価格がコンクリートよりも高くなってしまいます。

よってこの固まる土も推奨できる工事ではありません。

日当たりがほどよくあって、人があまり歩き回らない場所。そして透水性があった方がいい場所。

そんな条件下での施工が望ましいかと思います。

急勾配なところへのコンクリート金ゴテ仕上げ・タイル張り

コンクリートには吸水性がないので家側から道路側へ向かって勾配(坂)をつけないといけません。

あまり緩くても水が流れずに水たまりが出来ますし、きついと歩きづらかったり、車や自転車が停めづらかったりします。

駐車場などの勾配は3%程度が適当だと言われています。

1mの距離で3cm高さがあがるくらいです。駐車場も奥行が5.5mだとすると道路が0だとすると16.5cm高くなる計算です。

ただし外構というのは家が出来てから行う工事ですのでどうしても勾配が調整できずに駐車場やアプローチを急にしないといけない場合があります。

先ほどの勾配が6%を超えてくるとかなり急勾配であると感じると思います。

その急勾配の場所は雨の日は大変滑りやすくなります。

そこにコンクリートをコテでツルツルに仕上げる金ゴテ仕上げをしたり、ザラザラとしていないタイルを施工すると滑って大変に危ないのでお勧めできません。

コンクリートをするなら刷毛で掃いたように筋を付ける刷毛引き仕上げ、タイルはノンスリップタイプのザラザラしたもの選んだ方がよいかと思います。

建物外周の犬走コンクリート

建物の周りを土のままで何もしないと雨が降るたびに土がはねて建物基礎が汚れてしまいます。

最近は建物外周を防草シートを敷いてその上から砂利を敷くというのが大体の王道パターンになっています。

たまに依頼されるのが建物外周を全部犬走コンクリートで打ってちょうだい!という事があります。

犬走コンクリートは建物基礎から90cm~1mくらい打つことが多いのですが、昨今の住宅事情で建物両サイドがちょうど隣地まで1mくらいしかない場合もよくあります。

この場合全面犬走を打ってしまうと雨水の逃げ道がなくなり水たまりができてしまうケースがあります。

犬走を打つ場合はしっかりと排水ができる場所に限って打たれることを検討した方がよいかと思います。

こちらも防犯砂利や固まる土と同様水はけが悪い北側などはコケが生える原因にもなりやすいので気をつけられると良いかと思います。

将来のためのスロープ

将来的な事を考えてスロープをつけたい。

全体の10%程度のお客様くらいでしょうか。スロープについてのお話が出ます。

公共の場所のスロープや、補助金を得てスロープを作るリフォーム工事をする場合などは、バリアフリー法に基づく建築物移動等円滑化基準(義務基準)に乗っ取ってスロープ作っています。

この基準によれば屋内スロープは1/12以下の勾配、屋外は1/15以下でないといけないというものです。幅は120cm以上(場所によります。)となっています。

外構の場合は1/15の勾配となりますので1m進んで6.66cm以下の高さに抑えないといけません。

例えば玄関ポーチまでをスロープにしたい場合は以下のイメージです。

玄関ポーチの高さが30cmくらいだとすると約4.5mの長さのスロープが必要になります。

この1/15の勾配は車いすが一応自走できる勾配だとされていますが、介護される側の方の元気具合や状態によっても変わるかと思います。

将来的では無く現在スロープを使いたい方もみえます。

例えばベビーカーを玄関から使いたい。自転車を家の中で保管しているので自転車用にスロープが欲しい。

こういった要望でしたらもう少しきつい勾配でも問題は無いのでスロープを設置は大いにありだとは思います。

土地が広くスロープを作っても狭くならない場合もよいかと思います。

スロープを作ると通路が狭くなったり車が停めにくくなってしまうケースもあります。

将来の事も大切ですが、毎日の生活がストレスになるのもあまり良いとは言えません。

それならスロープを今つけるよりも将来的に省スペースの車いすの電動昇降機をつけるためのスペースを考えておいてその近くに屋外のコンセントを設置しておく。という計画も無しではないと思います。

無理してつけてしまうのではなく一度外構のプロに相談してみても良いかと思います。

シンボルツリーにシマトネリコ

十数年前くらいに常緑樹で葉っぱも小さくてかわいいシマトネリコという樹木がシンボルツリーとして流行りました。

比較的丈夫で価格もそこそこでしたので、常緑樹のシンボルツリーといえばシマトネリコ入れておけば間違いない。

なんて感じになっていましたが、このシマトネリコ。もすごい成長するんです。

放っておくと2Fのバルコニーの上まで成長し、しかも株立ちで細かった枝たちはしっかり太くなりおばけトネリコに変身する可能性を秘めています。

日当たりが良いと本当によく成長するのですが、頭の部分を落としたり、しっかりと剪定をして管理をしないととんでもない事になる事がわかったんです。

比較的育てやすいですし、虫もそんなにはつかないので人気でしたが、こんなに大きくなるの?と最近ではそんなにお勧めできない樹木になっています。

剪定や手入れをしっかりできる。ないしは鉢植えにしてそこまで大きくならない形での提案が望ましい樹木になります。

少しを気を付けての植樹の検討が望ましいですね。

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