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外構計画で見落としがちなところをチェックする

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建物の外構計画を考える時間が少なかったり、スタートが遅かったり、また外構工事の計画はこうだったけど建築(建物)の方での打ち合わせが出来ていなかった為にできない事もあったりします。

外構工事は駐車場やアプローチ、お庭の配置もさることながら建物とも絡みが出てきますのでそのあたりも含めて見落としがちなポイントをお伝えできればと思います。

外構で失敗したくない・・・

事前に打ち合わせをしっかりとすることが大事だよ!

目次

ハウスメーカーにもチェックしたい項目

建築の着工前、遅くともハウスメーカーさんの設備工事や電気工事の変更が効くタイミングまでに決めたり、確認したい事項がいくつかあります。

電気工事

シャッターゲートをしたり、オーバードアなどの工事をする場合、また外構で防犯カメラを取り付ける場合など常時電源が必要となってきます。

スイッチで入り切りできてしまうと誤ってスイッチを切ってシャッターが動かない。なんてことになったら大変です。

また建築系の外構では照明もまだ100Vを使っているところも多いようですが、外構専門店では12VのLED照明を使う事が多いです。

ハウスメーカーさんであらかじめ100Vに明暗センサー(暗くなったら通電)を付けてくれてある場合があるのですが、12Vを使う際にはあまり必要ない事もあるのでそのあたりも打ち合わせで100V常時電源が〇本、スイッチがある電源が〇〇本欲しいです。という打ち合わせをしたいです。

他にもお庭側に外部コンセントが欲しい場合、将来の事を見越してここに電源も欲しい、200Vの車充電用の配線も欲しい等もありますので、電気関係の打ち合わせ、もしく申し送りをしておきたいです。

給水・排水工事

ハウスメーカーさんの方でおうちの外にも水栓が1か所、ないし2ヵ所くらい計画されている事が多いです。

1か所は散水栓(地面に埋まってるやつ)でお庭には立水栓+ガーデンパンというパターンが多いように思います。

散水栓は使いにくいから両方立水栓にしたい。ハウスメーカーさんの立水栓はオシャレじゃないから外構工事の方でおしゃれ立水栓付けたい。

このような要望もよく頂きます。

その際に位置を変えたい、散水栓だったところにも排水が欲しい。

と言われる場合もあるのですが、排水の配管などは外構工事でするには限界があったり、近くに配管がないとどうしようもない場合もあります。

外構工事屋さんが改めて設備屋(水道屋)さんを呼んであちこち掘り返して無駄な費用がかかってしまう可能性があります。

外構計画を早めに始められれば給水と排水だけあらかじめハウスメーカーさんにして頂いて、外構屋は後からちょっと位置の調整と取付だけで済みますので早めの打ち合わせと位置決めがお勧めです。

もう一つ、カーポートの雨樋はどうしよう?という問題があります。

通常駐車場の土間コンクリートにそのまま放流するか、樋の落とし口辺りを砂利にして浸透させるケースが多いです。

土間コンクリートに垂れ流しをすると水の跡がついてコンクリートがすぐに汚れるのでなるべくやりたくありません。

これはカーポートの設置場所と建物配管によって出来ない場合もありますが、あらかじめカーポート近くにに排水管を持ってきてもらっていれば雨樋と排水管を接続できるのでそのカーポートの雨樋周りも汚れずにすっきりとします。

ちなみに

下水道は地域によって合流式と分流式に分かれています。

合流式は雨水と汚水(生活雑排水)を最終的に一緒に流します。

分流式は雨水は雨水で直接川などへつながり、汚水は下水処理場に流れるように行き先が違います。

分流式の場合はカーポートは雨水へつなげばいいですが、立水栓の排水は汚水へと繋がないといけない場合もあります。

こちらも早めの打ち合わせが推奨されます。

基礎工事

ハウスメーカーよって呼び方が違いますが、深基礎や高基礎と呼ばれる基礎のやり方があります。

上部画像の階段より右側の建物基礎が奥の基礎よりもちょっと長くなっているのがおわかりでしょうか。

わかりにくいかもですがこれが深基礎(高基礎)になります。

この辺りは実際に打ち合わせにて説明しないと説明しづらいので割愛させて頂きますが、この深基礎になっているか、なっていないかだけでも外構の計画は変わってきます。

建物配置

敷地に対して建蔽率が〇〇%、北側斜線制限で〇〇mセットバック。

建物の配置は法律上の制限内で考えられます。

当然家の中は広い方がいいですし、予算内でなるべく大きい家を建てられれば最高です。

ただし、駐車場が狭くて使いづらい・・・

自転車を置くスペースがない。

こんなことになってしまわないように駐車場スペースなどはあらかじめ確保したうえで建物の間取り・配置を決めたいところです。

駐車場は1台あたり2.5m×5m分欲しいので2台分で5m×5mのスペースを確保しましょう。

このような提案をされる事があるかもしれませんが、個人的にはこれはちょっと狭いと思っています。

例えばトヨタのノアクラスの車が2台所有しているとするとおおよそですが上記のような寸法になります。

全てmm単位になっていますが、ドアと壁の間が60cm、車と車の間も60cm、右側の助手席側は38cm程度になります。

かなり窮屈な印象です。もう一台が軽自動車ならありかもしれません。

他にも車種によっては奥行に関しても自動ブレーキが作動して後ろまで駐車できにずにブレーキの設定をいちいち解除しないといけないので不便。

車を完全に停めてからハッチバックドアを開けたいのに距離が足りないので途中で開け閉めして再度駐車しないといけない。

色々と面倒が出てくることも多いです。

そのあたりも考慮していくなら、できれば幅5.4mで奥行は6m(最低5.5m)くらいは確保できればストレスが少ないカーライフが送れるかと思います。

車の使用率低いご家庭ならそこまで気にしなくてもよいかもしれません。

将来的な車の想定や使用頻度によって建物配置を考えらると良いと思います。

その他後回しにせず考えたいこと

外構計画をする際に予算の都合上後回しにしたり一旦保留にする工事も多々あります。

ただしそれをするためのスペースを確保しておいたり、工事を後からでも出来るように下準備をしておくことが必要な場合があります。

後から考えるのでは無く、考えておいて後から施工できる。

そんな状態にしておけるよう計画をしましょう。

自転車置き場(屋根)

車中心の生活をしていると自転車の必要性はあまり感じないかもしれません。

しかしながら、お子様が出来たり、増えたりすると自転車置き場を設置する必要が出てきます。

小学生くらいになるとお子様の主たる移動手段はやっぱり自転車になります。

中学や高校でも塾へ行ったり、通学に使うかもしれません。

毎日使う可能性が出てくるとするなら道路から出やすい場所に置き場を作ってあげたいところです。

また雨の日にサドルが濡れていていちいちタオルで拭くのも面倒だったりもします。

そうすると自転車置き場にも屋根を付けてあげたい。

そんな思いも出てきます。

車と違って自転車は雨ざらしにしていると徐々にサビも来ますのでできれば屋根をつけるか、屋根のある場所に自転車置き場を設置したいところです。

今必要でも無くても場所の確保だけでもしておくと良いと思います。

照明工事

先ほど電気工事のところでも少しふれましたが、今度は照明だけのお話です。

建て替えの場合などですと新しく建物を建てる際にも夜どれくらい周囲が暗くて、どこに照明が欲しいかがある程度把握できるかもしれませんが、新しく土地を購入して家を建てる場合だと周囲の状況もよくわからないかと思います。

建築前にも建築中にも夜訪れて明るさを確認してみると良いかと思います。

建物が建った後、家の影で思わぬところが暗くなったり、逆に玄関灯で明るくなって照明が必要なかったりと、照明については多少流動的になるかもしれませんが、ある程度のシュミレーションをしてアプローチ部分や玄関の階段、車の乗り降りする場所など、明かりが必要そうな場所に照明を計画しておくといいでしょう。

すぐに工事をしなくても出来るように配管だけでもしておくと良いでしょう。

後々コンクリートを削ったりしないでスムーズに工事ができます。

足りないところにはソーラーの照明を設置するのも一つの手ですが、雨続きだと点灯しなかったり、寿命も長い商品は少ないので積極的におすすめはしてません。

引っ越し時期と外構工事の期間

建物引き渡しが終わったらすぐ住めるの?

すぐに住めるけど駐車場が使えない場合が多いよ。

外構工事の期間ってどれくらいかかるんでしょうか?

工事規模が大きくなくて天候も良くスムーズに進んで2週間くらいで工事は終わる事もあります。

2週間目で駐車場のコンクリートを打って養生機関が1週間程度(季節・天候で前後します。)

早いケースですと3週間くらいで工事完了で駐車場の利用もできるようになります。

少し規模が大きくなってたり、梅雨時期・冬場などの条件で2~3か月くらいかかる工事もあります。

工事をしていてもお客様が出入りする分にはほとんど問題が発生することはありません。

たまに元気のよいお子様が工事の最中近くで遊び出すと危ないのでその辺りだけ気を付けて頂ければすぐお引越し頂いても問題はありません。

ただ一つ問題となるのが駐車場問題です。

本来外構工事中は近くに月極駐車場を借りて頂いたり、こちらで手配したり、実家が近いからと実家に停めて頂いたりするケースが多いです。

建物引き渡しが終わって、外構工事が終わってからお引越しできれば一番スムーズですが、お子様の学校のタイミングや、住宅ローン控除の絡み、借りている賃貸マンションなどの退去期限などの条件もありますので、建物引き渡し後すぐにお引越しをされる方が多いように思います。

夜の間だけでも車を停めておきたい。という方もみえますので夜だけは駐車場を使えるようにしたりもしますが、工事の作業効率は落ちてしまいますので若干工事期間が延びる可能性があります。

ただ駐車場を使えるようにしていて駐車場コンクリートを打つための準備とコンクリートを打って乾くまでの期間、最低でも1週間程度は駐車場が使えません。

月極駐車場も工事手前ぎりぎりに探しても近くには無かったり、そもそも短期貸しはしていないと断られる場合も多々あります。

新しく土地を買われた方は近隣の調査も含めて建築地の周りを回って月極駐車場やコインパーキングなども含めて早めに探して借りられそうか当たりをつけておくのがいいかもしれません。

工事の内容だけではなく、工事期間と駐車場の問題等も早めに打ち合わせしておくと後から慌てずにすみます。

外構工事は実は打ち合わせをする事がたくさんあります。

ウッドデッキをつけるならその高さをどうするか。カーポートも高さや屋根の素材はどうするか。

駐車場の勾配はこれくらいになります。ここの階段は1段〇〇cmになります。などなど

出来上がってから駐車場が思ったより狭いから作り直して!とは簡単にいきません。

なるべく早めに打ち合わせに入って不安な部分や疑問点をつぶしていかないといけません。

建物が高いので外構ってついでみたいに思われる方も見えますが、住宅の顔となる部分ですし、かなりの高額の買い物となりますので、納得のいく業者さんを探して良い外構工事をしてください。

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